本日の記事をもって、しばらくブログの更新はお休みとなります。最後はやはり、ロジャー・フェデラーの記事を書こうと思います。まずは、以下の写真をご覧ください。

これは、私が持っている帽子です。ロジャー・フェデラーのイニシャル(RF)をモチーフにしたロゴがデザインされています。この帽子は、フェデラーのスポンサー(現在はユニクロ)の協力で販売されています。フェデラーは他にも様々なグッズを販売しています。なぜフェデラーは自らのロゴが入った様々なグッズを販売しているのか、ブログ読者の皆さんはご存じでしょうか?
播州太郎「そりゃあ、金儲けのためとちゃうんけ?」
わたりたかし「違うわ!ロジャー様をうちらと同じにするな!」
お金を稼ぐ事自体は全く悪いことではありません。しかし、フェデラーが自らのロゴが入った様々なグッズを販売するのには、また別の理由があります。
ロジャー・フェデラー財団という財団があります。2003年にフェデラーが貧困地域の子供達への教育機会を支援するために設立した財団です。この財団は、寄付やグッズの販売などで得られた収益により運営されています。つまり、ロジャー・フェデラーが自らのロゴが入った様々なグッズを販売する理由は、貧困地域の子供達を支援するためです。
わたりたかし「分かったか?偉大さを!」
播州太郎「おおーっ、ロジャーさまーっ!」
フェデラーは2003年、つまり彼がウィンブルドンで初優勝をした22才の時に、この財団を設立しました。22才とは驚きです・・。それから約20年近く、フェデラーはこの財団の活動を続けています。
なぜフェデラーは長きにわたりこの活動を続けられるのか?それは、その活動をする事が彼にとって自然な事だからなんだろうと思います。無理をしていては長続きしません。フェデラーの公式サイトに以下の様な記述があります。
“For me, it is important to give back some of the luck that I am able to experience in life. The Roger Federer Foundation helps children in the poorest regions of our world. It is very close to my heart and to my family.”
(私にとって、人生で経験することのできる幸運を少しでもお返しすることは大切なことです。ロジャー・フェデラー基金は、世界の最も貧しい地域に住む子どもたちを支援しています。それは私にとっても、私の家族にとっても、とても身近に感じることです。)
フェデラーは、スイス出身の父親と南アフリカ出身の母親のハーフです。フェデラーにとって、アフリカ等の子供達を支援する事は、自然な事なんだろうと思います。
さて、このブログでの記事更新は、本日をもってしばらくお休みとなります。フェデラーは「私にとって、人生で経験することのできる幸運を少しでもお返しすることは大切なことです」と述べました。私自身も人生において様々な幸運がありました。自由の与えられた職場に入り、素晴らしい技術をもった多くの先生と出会い、そして何より私の治療を受けてくれる患者さんの存在のおかげで、私は身体の動きに対する理解を深める事ができました。
私にとって、幸運にも深める事ができた身体の動きに対する理解を書籍として残す事はとても大切なことです。今後私は、書籍の執筆を行います。書籍が完成したらこのブログやツイッター上で皆様にご報告します。本日までこのブログを読んで頂き、本当にありがとうございました。播州太郎もしばらく見納めです。それでは、またいつか。
播州太郎「ほな、またねー!」
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